王様の耳はロバの耳

言いたいけど言えないからここにうずめる

木村達成さんファースト写真集発売記念イベントメモ

先日、アニメイト新宿さんにて開催された「木村達成さんファースト写真集 paradox」発売記念イベントに行ってきました。
雰囲気とニュアンスだけメモ。
トーク部分はこれがすべてではないです。
記憶違い、聞き違い、勘違い等多々あると思います、すみません。





◆司会者さん


司会はお笑い芸人のせとたけおさん。

せ「『ランチタイム終わりました』というDVDドラマとそのイベントで共演しまして、その時の司会進行ぶりが非常にいいじゃないか!ということで今回司会を務めさせていただくことになりました」


撮影禁止等の注意事項のあと、


せ「デッサンはOKです」
ちなみに2部は「ガン見OKです」


せとさん面白いし聞きたいこと満遍なく聞いてくださるしでとてもありがたかったです…!!
2部のトーク中に「1部とは違うところ聞きたいんだよな〜」と言いながら質問内容が重複しないように写真集のページを選んでくださったり、木村さんも知らないエピソードを撮影スタッフさんから伺ってくださったりしていて、本当に感謝と尊敬しかない……!!バリエーションに富んだお話が聞けたのはせとさんのおかげかと思います………!!!


ちなみに、2017/2/11に公開される映画『ママ、ごはんまだ?』一青妙さん原作、木南晴夏さん主演)にご出演なさっているそうです。
「ランチタイム終わりましたといい、ママ、ごはんまだ?といい、僕はごはんもののタイトルに縁があるようです」とおっしゃってて確かに…!




◆木村さん登場


髪型は黒髪センター分け、上半身は写真集表紙と同じ衣装。モッズコートにTシャツ。


刈り上げとまではいかないですけど襟足が思ったより短いな、と思いました。さっぱりしていてめっちゃかっこいい。




以下、1部のトーク超ニュアンスレポメモです。


せとさんと木村さんで実際に写真集を見ながらのトーク。まだご覧になっていない方もいらっしゃるということで、あまりたくさん見せすぎないよう配慮もしてくださいました。




◆表紙写真について


た「真夏の9月に撮りまして、まあ暑かったです。中はTシャツなんですけど背中はびちゃびちゃで、でも顔は頑張りました。意識すれば汗出ないです。気合いです」




◆撮影時期


た「髪長いのは9月で、短いのは5月です」




◆パジャマ


た「パジャマショットは僕がやりたいって言いました。パジャマ着て森の中を裸足で歩きたいと」
せ「これはどこでもドアみたいな?」
た「開けたらそこにつながっているみたいなシチュエーションです」
せ「めずらしいですよね」
た「ありきたりなのもなと。カッコいい衣装着てカッコいい場所で撮ったらそりゃカッコよくなりますけど、ちょっと面白い感じにしたくて。タイトルにもなってるパラドックス、矛盾です。だってパジャマで森で裸足ってまあないですから、面白いかなと思って」
せ「結構自分の中でイメージがあったんですか?」
た「事前に色々打ち合わせさせていただきました」




◆撮影場所について(スクエアドットスーツ)


た「猿島に行きたくて。時代に置いてけぼりというか、言い方悪いですけど、時が経っていないというか。そういうのに熱くなります。旧日本軍要塞跡地とか。風景が古いところに現代っぽいセットアップを合わせたらおもしろいかなと」




◆髪型について


た「長いのと短いのどっちが好きですか?」
せ「エー、ワタシー?(ギャル風に)」
た「長いのは色も入っちゃってますけど」
せ「うーん、どっちもいいなー」
た「どっちかといったら?(思いのほか食い下がる)」
せ「うーん、パラパラめくっててパッと目に付いたのはパジャマかな。黒のイメージがあって」
た「そうですよね」
せ「でも色入ってるのも」
た「新鮮っちゃ新鮮ですよね」




◆信長


た「これ!信長!髭はやしたんです!本物の」
せ「このために?」
た「っていうかほぼほぼノリです。ちょうどフィッティングのときに、髭剃るのも何するのもめんどいみたいになってて、そのままいったら『あれ?髭アリだね』みたいになって、一応生やしてきてと。確かこのあと剃って髭がない状態のも撮ったんですけど、結果こっちを使っていただけました」
た「あとエクステつけたんです!髪を束ねたくて」
せ「ここまで長くしたことはない?」
た「ちっちゃい頃ここ(肩くらい)までのばしてました。母親に女の子みたいに育てられて、ドレスとか着せられて」
せ「女装はどう?」
た「女装かー!!それはやめましょう。ハードル高いです」
せ「でも子供の頃やってたし」
た「幼いですから!今はただの男です」
せ「そういう役もあるかもしれないですね」
た「そうですね。じゃあ今度ね!」
せ「今度っていつ!?」
た「機会があればやりましょう」




◆おすすめ写真


た「髪が長いときですね。ビルの屋上で撮りました。モッズコートをどっちかというと着たことがなくて、着せていただいてちょうどいいなって。髪の長さと青空と衣装の感じ全部ちょうどよくて、お気に入りです」
2人で見ながら「いいっすねー」
せ「これ(青空)CGじゃないよね!?」
た「CGじゃないっす、リアルです」




◆帯の文言


せ「『予測不可能なミステリースペックを持つ、期待のNEXT ACTOR木村達成』(ぜんぶ読み上げる)どう?」
た「言っていただけるのであれば嬉しいですね。でもわかんないですね、俺も実感はないです」




◆表情について


た「たまたまもあるし、意図的もあります」
せ「イメージ通り採用された?」
た「おまかせしたのもありますし、のっけてほしいと言ったものもあります。すべての意見をふまえて、いいほういいほうへと持って行ってもらいました」




◆ふとした表情


た「普通に撮ろうとするとキメちゃうんですけど、何かしてる時は自然な表情が撮れるし、構えなくていい。ぼくもいままで写真を撮っていただいてきましたが、いまだに緊張します。モデルさんのように素と仕事をほんとに割り切ってポーズを次々と変えていくようなことはぼくには無理で。yOUさんはぼくに合わせてくれて、気持ち良くなったらきるからと。とてもやりやすかったです」



◆トーク中(2部だったかも)


た「…………………(見せたいページを探してずっとぱらぱらめくってる)」
せ「全然見つからない!!!128ページもあるから全然見つからない!!!!!」




続いて、以下、2部のトーク超ニュアンスレポメモです。




◆今日の衣装(表紙のモッズコート)


せ「後ろ向いて。これはどうなってるの?(フードに茶、黒、赤のファーがもこもこついてる)」
た「フードにまた足してつけてもらったんです」
せ「どういうコンセプトですか?」
た「これに関しては詳しくは理解してないんですけど、とても可愛らしい感じですよね」




◆裏表紙


せ「これはどういう感じですか」
た「その質問一番恥ずかしいですね」




◆ディーラー


せ「かっこいい」
た「照れますね(くびをかしげて)」
せ「指さばきは本職の方に教えてもらったそうで」
た「ボールを転がすのが難しくて、ちゃんとできるようになるまで半年かかるって聞いてカチンときてやってやる!と。3、4回でできるようになりました」
せ「やっぱり器用なんだね」
た「そうなんですかね?」




◆パジャマ


た「これ特注で作っていただいて。家で使ってます。サラサラして寝心地がいいんです。ぼく冬でもTシャツにパンツいっちょで寝ちゃうので、風邪をひかないように」
せ「え、どういうこと?今まではTシャツにパンツだったから、その上に」
た「これを着ることで風邪をひきづらいという」
せ「ちゃんと暖かくして」




◆パジャマ撮影場所


せ「こちらは鎌倉の農園で撮ったそうで」
た「食事もできて美味しかったです。毛虫がすごいいっぱいいて!びくびくしました。でもリアルでいいかなって。いないなら公園とかでもいいので」




◆ホテルマン撮影場所


せ「こちらは鎌倉にある有名なホテルだそうで」
た「やっぱかっこいいっすね赤絨毯って」




◆黒フード


せ「これはどういうイメージを見せたかったんですか?」
た「よく身体を動かしてますので、躍動感があるといいなと」
せ「柔らかいんだね!」
た「股関節やわらかいと怪我しないって聞いて、ストレッチしてますね」
せ「怪我しない?」
た「普通にしますよね」
せ「大きな怪我とかは」
た「自称骨折ったことないんですけど、ほんとは1回あるんです。高校の体育祭で足の骨折ってるけど走ったんです。なんか足の骨って2本あって、外側あれば大丈夫みたいな…オーバーリアクションって言われてカチンときて走りました」
せ「よくカチンとくるね」
た「病院で比較のレントゲン撮った時に以前折ったことあります?って聞かれて、後々わかったっていう。めっちゃ痛かったけど、自慢になるなと。いい話できたなって」
せ「もしや今も折れてるのでは?」




◆黒フードの動き


た「ダンスしてほしいって言われて、経験ないのでできないと言って。でもアクロバットな動きは得意なのでやらせていただきました」
せ「これやっぱりバックで音楽とかかかってるんですか?」
た「一応かかってました。気分があがるので」




◆食卓で舌出してる


た「これナチュラルなたつなりです。茶目っ気です。トランプ美味しかったです」




◆メガネ


せ「このメガネのやつ好きなんだよね。母性本能くすぐられる」
た「メガネってそうなんですかね?」
せ「(客席を見渡して)みなさんもうんうんって」
た「以前お仕事でつける役をやったことがあって、それも丸メガネで。丸メガネって秀才に見えません?」
せ「特には…」
た「そっかー」
せ「ちなみに撮影時にスタッフさんが呼んでたあだ名、ハリーポッターだそうです」
た「ww そのまんまですね」




◆ベッド


た「さっきのホテルの屋根裏で撮りました」
せ「セクシー」
た「恥ずかしいわ」
せ「脱いじゃって」
た「脱いだっすよ」




◆海


た「5月でめちゃくちゃ寒かったです。5月の撮影の最後のカットですって言われて撮ったんですけど、日も暮れて来て、どうやったら終わるのかなって。俺が続けて気持ち良くなったら終わるんだと思うんですけど、そうだ俺が濡れれば終わる!と」
せ「早く終わりたかったってこと?」
た「いえ、いい終わり方をしたくて。変な、『あ、おつかれさまです…』とかはいやで。濡れ散らかしました」
た「いい笑顔でしょ?俺が見てもいい笑顔だって言えますね。濡れるなとは言われてたんですけど」
た「倒れる時スローモーションみたいになって、yOUさんがバシャバシャバシャ!!!って。『最後のー!!』みたいな。事前に言えばよかったんですけどね。もしこれで手とか被ってたら使えないですからね。yOUさんすごいですよね」
2人で見ながら「いいっすよね……」




◆海撮影時のあだ名


せ「ちなみに撮影中のあだ名はなんだと思います?」
た「…ポニョ!」
せ「ポニョ感ある!!??」
た「ww」
せ「答えはぬれなり」
た「本当ですかw」
せ「さっきスタッフさんに聞きました。ちなみに髭の時はひげなり」
た「なりつければいいみたいなw」




◆サプライズ


2部はサプライズで木村さんの誕生日をお祝いすることができました。


せ「まだやってないことがあるんじゃないの?」
た「え????」
せ「台本に書いてないよ」


会場の電気が消えてケーキ登場、ハッピーバースデーのうたをみなさんで。
スタッフさんから木村さんにケーキが手渡され、木村さんがふーっとろうそくの火を消す…


と思いきやその前に風でろうそくの火が消える。
会場「!?!?」


電気がついて
た「空調!!!!!」
会場「www」


天井のファン(プロペラ)を指差して
た「なんか回ってるし!!!」


落ち着いてから
た「ありがとうございます!こういうところで祝っていただいたのは初めてかもしれません。舞台では一回ありましたけど…ありがとうございます」




◆じゃんけんプレゼント大会


1部、2部それぞれで、木村さんと会場の皆さんでじゃんけんをして、勝ち残ったお二方にサイン入りポスターをプレゼントするという催しがありました。


どっちかわすれましたが(両部だったかも)グー攻めとかパー攻めとかしてたのに急に変えて最終的に残った5人くらいのかた全員に勝ってしまい「いぇーい!!!」みたいになってたのめっちゃかわいかった。
あと、せとさんが「では木村さんにポスターをプレゼント」ってボケたら「ありがとうございます!っていやいや」みたいなノリつっこみしてたのもかわいかった…かわいいしかない。


でも個人的に一番グッときたのは、じゃんけんする前にプレゼントとルールが発表されたときですね…
ポスターがA2とA3の絵柄の異なる2種類だったので、一瞬、勝ち残った方のうちどっちがどっちにしようかみたいに逡巡する空気があったんですけど、「じゃあ一番勝ったかたがA2、次のかたがA3ですね、A2のほうがおっきいから」みたいなこと言ってパパッと場をまとめたのめっちゃかっこよかった…あの、仕事の会議とかでよく「それキメの問題だからどっちにでも決めちゃえばいーじゃん」みたいな時あるじゃないですか、そういう時にさっと決めて次に移れる上司めっちゃ好きになるじゃないですか、あれです。あれ…




◆告知


2月に東京大阪で行われる写真集記念イベントと春のハイステについて告知。

た「大阪は自身初のイベントとなるので楽しみです!」
せ「内容は?」
た「な い よう………???」
せ「ノープランなの?」
た「わりとけっこうのーぷらんです」
せ「ww」
た「これからちょっとかんがえます!」




以上、トークイベントはこのような雰囲気でした。だいだい20分強くらい。
握手会の準備のため一旦退場後、ついたての向こう側に再登場(見えない)。
1部はせとさんリクエストにより変顔をしてくれました(見えない)。
2部は、ついたての上からバレーのブロックみたいに手を出したり、すきまからのぞいたりしてました(ちょっと見える)(かわいい)。



◆握手会


木村さんとの間に何もなく、はがしもないのに、むちゃくちゃ穏やかかつスムーズな握手会でした…びっくり…アニメイトさんの運営ノウハウとファンの皆様のマナーの賜物なのでしょうか…すごい。



トークではハイステカテコの時みたいなやんちゃ茶目っ気男前たまにけだるげかわいげ、みたいな印象で、握手の時は柔らかい空気をまとった紳士みたいな感じでした。


なんかこう勝手に、テンポよく「はーいどうもー!ありがとうございますー!」みたいな感じかちょっとかたくなに「あっどうも、ありがとうございます」みたいな感じかと思ってたんですけど(語彙力皆無ですみません)

実際ついたての裏に行ったらふわっと待っていらっしゃるし、話し方も物腰も表情も全部柔らかい。
私なんかが言ったことに対しても感情があふれ出るような表情で応えてくださったので心底びっくりしました。
しかも目を見て話にじっと耳を傾けて、木村さんのテンポではなく、こちらのテンションや声の大きさに合わせた態度で会話をしてくださるという……


ちょっとこれはあれです、
岡田くんがV6の20周年コンサートでファンのみんなに「僕のメンバーはみんなすごく優しくていい人なんですよ。皆さん、いい人を好きになりましたね…!」みたいなこと言っててさらにV6のメンバーと岡田くんのこと好きになったんですけど、木村さんのこの時の優しさオーラに関してめっちゃそれ言いたいって思いました私が言ってもしぬほどなんの意味もないんですけど。私ほんとうに新参者なので(メモなんかしてすみません)、木村さんのファンのみなさんが木村さんのことを応援してきた理由がほんとうによくわかりました。
これは、好きになってしまう。
いい人ですね…。



今年のおわりにとても素敵な思い出ができました。