王様の耳はロバの耳

言いたいけど言えないからここにうずめる

ハイステドキュメンタリー上映会メモ

先日、DVD「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』 Documentary of “頂の景色”」の舞台挨拶付き先行上映会に行ってきました。
そのなかで個人的に好きだったくだりメモまとめ。木村達成さん中心、超ニュアンスです。Twitterであげたものに文字数削ったとこだけちょっと加筆してざっくりまとめました。



ステージナタリーさんのレポートはこちら。
natalie.mu




◆登場
司会者さんによる紹介とともに右から日向翔陽役の須賀健太さん、影山飛雄役の木村達成さん、月島蛍役の小坂涼太郎さん、山口忠役の三浦海里さんの順で登壇。司会者さん+4人で並んで椅子に座ってトーク。
その席が右から小坂さん、須賀さん、木村さん、三浦さんだったので、小坂さんがキョロキョロしながら須賀さんの横に移動していって早速可愛い。



◆最初の挨拶
木村さん「おはようございます!影山飛雄役の木村達成です。今日はこんなに広い会場で…アイアシアターくらいあるんじゃないかっつってねよろしくお願いします!」
自分でぶった切っていくスタイル



◆一足先に映像を見た感想(須賀さん)
須賀さん「みんな若いっていうか、初演の時のたつなりが!たつなりがまんまるで!」
三浦さん「でも健太くんも(自分の髪の毛をななめに触って)こんな感じで」
須賀さん「いや髪型とかの話じゃなくて」



◆一足先に映像を見た感想(小坂さん)
小坂さん「見てて、ああ僕らここで仲良くなったなーみたいなのはありましたね」
須賀さん「そんなのあった?あっ、この時!みたいな?」
木村さん「そんなターニングポイントみたいな」
須賀さん「恋愛みたいな、俺たち、ここから…みたいな」
小坂さん「ありました。今度一緒に見ましょう。ここ!って言います」
須賀さん「なんでお前と2人で一緒に見てそんなんやるんだよ。つまんねっ!」



◆公演の思い出
三浦さん「地方だと皆でご飯とか行くじゃないですか。串、串…やき?大阪…串揚げ?揚げ串?食べたよね?串…」
小坂さん「串?」
木村さん「串」
須賀さん「串揚げ?」
壇上で串ゲシュタルト崩壊


三浦さん「串揚げ!食べたりしました。合宿みたいで楽しかったです」


木村さん「公演のあと、皆で銭湯に行って。ここ行こうとかって調べて。疲れをとって、次の日に備えてました。そんであれですよ、最後はコーヒー牛乳!」


小坂さん「健太くんと飲んだずんだシェイクがとても美味しくて忘れられないんです」
木村さん「一番の思い出ずんだかよ」
須賀さん「あんだけ色々あったのひっくるめてずんだシェイク!?」
小坂さん「公演以外です」
須賀さん「(ずんだシェイク)行きと帰り飲んだからね」



◆初演から変えたところ
木村さん「この間久しぶりにバレーやったんですけど、くっそほど疲れました」
という話の流れから
木村さん「初演と再演の違いなんですけど、座るようにしました」
須賀さん「座るから俺が行かなきゃいけないんですよ」
木村さん「座ることによって他の人が来てくれて変化が生まれるので、(演出の)ウォーリーさんも面白がってくれて。これがベストかなと」
須賀さん「あなたにとってはベストかもしれないがおれは…?」



◆役作りで苦労したこと(木村さん)
木村さん「うーん、ぼくはまんまですから」
司会者さん「クールで熱いというような」
須賀さん「クールではない」
素早い否定


木村さん「クールではないんですけど、これやったらあとでどうなるとかは考えないですし、言いたいことは言います」


木村さん「だからアドリブをバンバン入れるのも抵抗ないですし、でもあえて変えずにいたところもあります」
須賀さん「でも舞台上で一番笑うんです」
木村さん「ぼくはゲラなんですね。そしてマイクがうまいこと拾ってしまうと」
司会者さん「影山が笑ってる!?と思った方もいたかもしれませんね」
木村さん「笑いますよ!人間ですから!」



◆役作りで苦労したこと(小坂さん)
小坂さん「疲れてるから肩で息したいんですけど、月島はそういうの出さないからできなくて、鼻で(息をして)ンフー、ンフーって。あとは、眼鏡がずれるとか…」
四人「……」
木村さん「…ボール投げるとこだろ!」
壇上全員それな感


木村さん「日向影山と月島山口が初めて会うところで、ピリッとしなきゃいけないのに、ボールを変なところに投げるんですよ」
須賀さん「ボールを後ろに投げなきゃいけないんですけど、一回こうなった時があって(自分で自分の額にボールをあてる)」
須賀さん「ボールが前の客席にいっちゃって、えええ!?みたいな。お客さんにとってもらったんですけど。そのシーン、唯一、舞台上全員俯いてました」
木村さん「田中役の塩田さんもゲラなんで、プスって音をマイクが拾いましたね」
小坂さん「僕はこうやって一生懸命(クールな)顔を作って。あれからボールを投げる練習しましたね。」
木村さん「こっち(右後ろ)かこっち(左後ろ)にやるだけだろ!」
三浦さん「最終的にバッグのせいとか言ってた」



◆ウォーリーさんに言われて印象的だったこと
木村さん「僕は『たつなりはいつ本気になるの?』と言われて。いや、本気ですけど、って言ったら、『俺にはそうは見えないんだよね。一番いい時を知ってるから』って」


須賀さん「俺は一度も褒められたことないんです」
木村さん「打ち上げとかでもないよね」
司会者さん「信頼の証という感じでしょうか」



◆一番ギャップがあった人
三浦さん「僕はたつなりくんです。猪野広樹くんという人もそうなんですけど、(木村さんのほうを見て確認しながら)人見知りなんですよね。だから話しかけんなオーラみたいなのがあって、絶対怖い人だと思ってて。でも喋ったらなんか結構、ユーモアの人で」
木村さん「ユーモアの人」


三浦さん「あと健太くんにも偏見あって、いっぱい仕事してるから絶対コレ(天狗)だと思って」
須賀さん「偏見の塊じゃねーか」
三浦さん「でも全然そんなことなくて優しくて。俺ひねくれてんなー!烏野はそういう人多いです」
須賀さん「もはやお前の問題だよ」



◆特技披露タイム
司会者さん、須賀さん、木村さん、三浦さんの「特技をお持ちの方がいるとか?」という無茶振りの流れで
小坂さん「得意ではないんですけど、誰もディスらないラップを…」
小坂さんの言動はとても平和



◆ラップ披露
テーマは『烏野一年生』
小坂さん「yo,輪廻転生,してきた一年生,yeah,ユーモア,ユーモア,健太くん」
会場爆笑



◆ラップ披露後
須賀さん「最初なんて!?」
小坂さん「輪廻転生」
須賀さん「してきてねえから!俺ら別に輪廻転生してきてるわけじゃねえから!」
木村さん「入りのインパクト強すぎてビートも刻めないわ!」
ラップに合わせてボイパやってたたつなりさん(何でもできる)


木村さん「韻も踏んでないし」
須賀さん「輪廻転生、烏野一年生、で踏んでるんじゃね?」
小坂さん「そうです」
須賀一派には伝わってた



◆ドキュメンタリー見所(三浦さん)
三浦さん「初演の頃とかみんな全然顔つきが違って、盛ると、整形したんじゃないかってくらい」
須賀さん「盛るなよ」



◆ドキュメンタリー見所(須賀さん)
須賀さん「先程も言ったんですが金田一役坂本くんの眼鏡を…このサイズ(スクリーン)で。とかいって誰も笑わなかったらどうしよう」
小坂さん「(マイクにのるかのらないかくらいの声で)大丈夫です。絶対、大丈夫です」
後輩からの力強い太鼓判



◆その他、断片的にうろ覚えな発言


・一足先に映像を見た感想
木村さん「初々しい」


・ドキュメンタリー見所
木村さん「これを見ると、ぼくたちがどういう気持ちだったり、意気込みでやってるのかわかっていただけると思います」


・最後の挨拶
木村さん「今日はこんなに広い会場でお話しする機会をいただけて光栄です」
須賀さんがうんうん頷いてた


・役との違い
小坂さん「役では仲悪いんですけど、健太くんにはお世話になってまして」


・役との違い
三浦さん「役でいうと月島はツンツンで山口はデレなんですけど、実際は逆で。僕が結構言う方なので」


・新作公演について
須賀さん「求められるものが多いと感じてますし、人数も増えて、お祭りみたいにできたら」


・ドキュメンタリー見所
小坂さん「寝癖とかです」


・ウォーリーさん
木村さん「ウォーリーさん、一番笑ってくれるんですよ。マイク通して笑ってくれる」
木村さん「ただウォーリーさんだけ笑ってない時あるんすよ」





◼︎とても個人的な印象と感想

・文字でうまく表せないのがとても残念なんですけど、須賀さんのつっこみは、イジリとかとはちょっとニュアンスが違ってなんていうかお兄ちゃんが諭してくれるみたいな感じがあります。


・トークは30分ほどだったのですが、司会の藤田さんがハイステやハイキュー、キャストのツボをきっちりおさえた上で質問・進行してくださるので、とても充実した内容だったように思います。何より楽しかった…ありがたや…


・見た目の印象だけでいうと右から左に行くにつれてどんどんチャラくなっていくのがかわいい。(小坂さん→須賀さん→木村さん→三浦さん)
役だと真逆な感じなので余計かわいい。(山口→影山→日向→月島)


・須賀さんはつねに全体(壇上だけじゃなく、会場のお客さんや関係者含め)を見てバランスをとってる印象。全方向へのつっこみが素晴らしいし、本当にしっかりしていらっしゃる…。
木村さんは自由なようでいて一番「いまレールに乗っているか」に敏感だった印象。話が逸れ過ぎたりぼやけすぎる前に本題に立ち返った回答をしてそれとなく軌道修正をはかっていたような気がしました。茶髪センターわけでちょっと悪そうでかっこよかったです。
小坂さんは本当に三大可愛い後輩感。会場の爆笑はだいたい小坂さんの言動から。あと健太くんにお世話になっておりますオーラがすごい。心底慕ってる感じ……ええ子や……。そして須賀さんの人柄は推して知るべし。
三浦さんはご本人もおっしゃっている通りちょっとウェイウェイしてて、言い回しや語彙も3人とはちょっと違って面白い。常に違った角度から新鮮な風を入れてくれる印象でした。


・「たつなりはいつ本気になるの?」って、役者としての木村さんの本質を言い当ててるような気もして、すごくどきどきしました。気がしただけ。


・木村さん、調整してるかのような声の圧が印象的。軌道修正するときは声がよく通る。



以上