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私がドラマ『弱虫ペダル』を推せる31個の理由(画像あり)

BSスカパー!で絶賛放送中のドラマ『弱虫ペダル』について、個人的に推せるところを31個書きました。
1話、2話と様子見して下書きに留めてたんですけど、3話のウェルカムレースがめっちゃよかったんです…!!

(9/14追記)
公式から提供されているツール「ドラマ弱虫ペダル写真集メーカー」を見てたら使い道これしか浮かばなかった。

https://sptv-yowapeda.jp/share/2011sptv-yowapeda.jp


上記写真集のページ(P.1~31)と、こちらの記事の通し番号(1~31)が連動しております。
表紙と中表紙を経て、4枚目からがP.1。該当する写真がなかったものはロゴ。
最後の方、別に飽きたわけじゃ…ない……32~34は箱学用にとっておきました。



スカパーって初回加入料3,024円なんで結構高いんですけど、あとは一番安いチャンネル契約すれば月々900円くらい?で見れるっぽいので興味のある方は是非。


つたなくてきらきらしてる、民放では無名の若手俳優たちの青春ドラマが見れます。


以下、順不同。



1.小野田坂道を演じる小越勇輝のなんでもこなせちゃう感
ミュージカル『テニスの王子様』で越前リョーマ役として通算500回の公演出演を果たしたプリンス・オブ・テニミュでおなじみの小越勇輝さんがこのドラマの主人公小野田坂道を演じています。
映像作品でも違和感なくお芝居をこなしていて、ママチャリで坂も上るし転ぶし吹っ飛ぶし、ごはんもりもり食べるし、今泉と鳴子になつくし、ふふっ、かわいいね。なんでこんな前髪長いのって思ってたけど、ドラマで見るとこれがいい感じにオタクっぽさを出しているというかプリンスっぽさを隠しているので髪型大事。小越さんって、ほんとうに、感情を身体で表現するのがうまい。


2.今泉の初期泉感
今泉の初期泉感。いろんな意味で一番定着してない雰囲気が余計に初期泉くん。
演じるのは木村達成さん。ミュージカル『テニスの王子様』(海堂薫役)、演劇『ハイキュー!!』(影山飛雄役)に続いての黒髪つり目役です。結構映像慣れしてない感じが出てるように思うんですが、この伸びしろがすげー熱い。確変いつだろう。。。テニミュでの確変にリアルタイムで立ち会えなかったので、今回こそはとワクワクしている。っていうかすでに2話の「小野田、お前…!」の顔とか超よかったからね。あの顔よくなかったですか。表情筋の動きでいうと全然笑ってないのにめっちゃうれしそうなの伝わってきて、ほんとこういうまさかな瞬間あるから青春ドラマって最高です。演技もナレーションも、1話より2話、2話よりも3話と確実に上達しててリアルに昨日よりは今日今日よりは明日なんですよマジで。3話かなりきてたな……こいつ…あほみたいに成長してやがる……!!


3.鳴子がめっちゃ鳴子
鳴子がめっちゃ鳴子。野生の鳴子。鳴子ってメインキャラの中では一番少年漫画っぽいデフォルメの効いた造形だからドラマへの変換は難しいでしょと思ってたんですけど、これがまさかのいい塩梅にリアル三次元に着地してる。赤髪、眼差し、八重歯、喋り方、どれもこれも絶妙な三次元具合に調整されている……「カッカッカ」って笑い方すらそんな違和感ないからすごい。
演じるのは深澤大河さん。少年ハリウッドから派生したアイドルグループ「ZEN THE HOLLYWOOD」(通称ぜんハリ)のメンバーとのこと。そっとTwitterを拝見してたんですけど、ドラマの撮影中も舞台『ダイヤのA The LIVE』(小湊春市役)の稽古に加えて、ぜんハリのライブとかもやってるみたいでしてね…ええ…ライブとドラマと舞台掛け持ちって、これぞアイドルな多忙スケジュール…おつかれさま…そんな中で鳴子くんを三次元に出現させてくれた奇跡に全力で感謝したい。


4.幹ちゃんの出すぎないヒロイン感と綾ちゃんの綾ちゃん具合
幹ちゃん(桜井美南さん)、男性チームもののヒロインポジションを嫌味なく努めててすごい。なんて可愛いの…!そして綾ちゃん(野口真緒さん)のディスりやデレが炸裂するのも最高です。綾ちゃんの綾ちゃん具合がこのドラマを救う。


5.寒咲通司がいけめてる
寒咲通司(安里勇哉さん)がいけめてる。いま私の中で一番いけめてる。一言二言しか喋ってないのにその台詞の言い方めっちゃカッコいい。ハズさない男寒咲通司。


6.金城真護の違和感のなさ
金城真護(郷本直也さん(36))の違和感のなさ。36歳で高校生やってるのにそんなに違和感なかった。年齢よりものすごく若く見えるとかではない。金城さんが大人すぎたんや……郷本さんから優しさがにじみ出てるのすごく素敵。
※すみません。3話のメガネに制服は無茶苦茶に違和感あって好きです。


7.田所さんの身体のライン
田所さん(友常勇気さん)の丸みを帯びた身体のラインがかわいい。あと、前髪のラインもかわいい。狭い車内でギャーギャー騒いでるのかわいい。このドラマきっての癒し系。


8.幸薄そうな巻ちゃん
巻ちゃん(馬場良馬さん)、原作イメージよりだいぶ髪の色うっすいんでなんか幸薄そうに見えるんですけど、ドラマの風景になじんでて「三次元における緑髪の限界ライン」をつきつめてくれた感じあってうれしい。喋ると普通にイケメン。


9.郷本さんと小越さんの、舞台版を背負っている感
この二人が、別に何言うわけじゃないんだけど舞台版に出演してきたキャストの誇りを背負っている感じがあって、だからこそ私はドラマ版を見ていられる。


10.チーム2人
言葉では言い表せない二人の雰囲気を漂わせてくれてて最高。


11.古賀さんがいる
古賀さんがいる。


12.杉元が杉元
やたら板についている最高にほどよいアニメ演技。杉元が一番2.5次元かしれない。


13.総北高校自転車競技部の空気感
T2(鯨井康介さん、八島諒さん)、古賀さん(輝馬さん)、杉元(平井浩基さん)、ピエール監督の醸し出す空気感が自転車競技部を立体的に体現させてくれてて、「総北は本当にあったんや」感あります。


14.エンディングがキャラソン
総北高校自転車競技部の「The DAY」と箱根学園自転車競技部の「Winning Tracker」。
ドラマ界隈ではもはや絶滅寸前ですけど、エンディングがキャラソンってアツくないですか?

youtu.be



15.主題歌がアニメと同じバンド
MAGIC OF LiFEの「スキルフラワー」。わかりやすい世界観の共有!!!!

youtu.be



16.本編の盛り上がってきたところで主題歌が流れる
ドラマのいいところで待ってましたとばかりに主題歌流れるとちょっと「フフッ」てなるんですけど、このドラマは本編も曲もアニメっぽいので気にならない。でもまさかあそこでキャラソンまで流れるとは思わなかった……!めっちゃ熱い展開だった………!!!


17.ヒメヒメが舞台『弱虫ペダル』と同じ
わかりやすい世界観の共有!!!!(2度目)


18.東宝マーベラスが関わっていることによるこれぞ本来のメディアミックス感
ふつう実写化作品とアニメ化・舞台化作品はだいたい断絶せざるを得ないんですが、この作品は両者が関わっていることで上記のような世界観の共有が可能になっていて、ここにさらにドリマックスというメジャーなとこが入ってきてるのってすごく珍しい体制なんじゃないでしょうかどうでしょうか。


19.ロードバイク監修協力ワイズロードさんの熱意が最大限に発揮されていること
公式サイトなみの充実度…!!!なかなかここまでの内容の特設サイトは作れないと思うので、いろんな意味でありがとうございます。

www.ysroad.co.jp



20.ロードバイクへのこだわり
「二人の仲を連想できるようにホイールもあえて巻島と同じシマノの『シマノ WH-9000-C24』を使用しました。」
(公式キャスト紹介 クライマー東堂尽八の自転車紹介より)

www.bs-sptv.com



21.小道具、ロケーションの原作再現度
鳴子の机の落書きとか、激坂のすべりどめとかもこだわっているそうです。


22.話もだいたい原作のまま
一番簡単そうで一番難しいこのことが実現されているのが一番うれしい。


23.坂道、鳴子、今泉の身長差
昔「君を見上げて」ってドラマあったんですけど、この言葉に詰まってるロマンなんなんですかね。
坂道165cm、鳴子165cm、今泉181cmに対して
小越さん168cm、深澤さん162cm、木村さん182cmらしいのでだいたい忠実。


24.気になる合成
合成は気になる。やっぱ気になる。でも回を重ねるごとにその粗さをごまかす技が発達しててちょっとおおって思ってます。


25.そういえばキャストがロードに実際に乗っている
実際に役者がロードバイク漕ぎながら演技してるので、合成が目立たないシーンだとかなりリアリティがあります。坂道が初めてロードに乗ったシーンとか、その軽さが目に見えてわかったもんね。めちゃめちゃペダル回してるのもよく見えて感動した。あと本気になった今泉がロード乗りながら噛んでジャージの胸元開けたのすごいよかったです最高ですありがとうございます。


26.オープニングが2.5次元ドラマみ出てる
オープニングのアニメっぽいエフェクトみたいなの2.5次元ドラマっぽくてすごくいいんですけど、途中でCDTVアー写そのまま使った映像みたいになるのだけちょっとフフッてなる。


27.なぜかナレーションが檜山修之
なぜかナレーションが檜山修之。全7話で今3話まで終わってるけど、檜山さんが冒頭でこれまでのあらすじ全部教えてくれるから途中からでも見られるよ!!


28.箱学がまだ出てない
こんだけ書いたけど、箱学まだ出てないから。出てなくてこれだから。4話から出るそうです。


29.「キャラクター」だけを後ろ盾に選ばれているキャスト
ドラマへの出演、特にメインキャストでの出演というのは、それなりの後ろ盾がないと難しいのではないかと思うのです。実績とか、事務所とか。お金をかける、その信用に足る何かがないと、こわいじゃん。
でもこのドラマのキャストは、どうやらかなりの割合で「キャラクター」、もっというと「キャラクターを3次元に実体化させられる可能性」だけを後ろ盾に選ばれているように私には見えて、これぞ2.5次元メソッドの応用ではないかと。そしてこれは要するに、制作陣が原作を信頼してくれているということなんですよね。


30.なによりやっぱり、原作が尊重されていること
これに尽きる。


31.あと個人的に、これが連続ドラマであること。
リアルタイムで「今、その時」の活動を見られて、それがだんだん目に見えて良くなっていって、しかも約束された「次」を楽しみにできるって、何かのファンをやっててこれにまさる喜びはないんじゃないかなって気がしています。




第1話は無料で見られるので、どうぞ。


http://gyao.yahoo.co.jp/player/03000/v00534/v0000000000000003189/gyao.yahoo.co.jp