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王様の耳はロバの耳

言いたいけど言えないからここにうずめる

ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」を観た

先日ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」を観ました。
以下、感想のメモです。本当にただのメモ。薬師カブト役の木村達成さん中心。ネタバレありです。
(8/28 ライブビューイング版鑑賞後に青字にて追記しました。)



カーテンコールメモ

・キャストの皆さんが客席に降りた時、目の前に木村さんがいらっしゃったのですが、見上げてもスラリとしすぎていて顔が見えないという事態が発生しました。そんなことあるの!?180cmってすごい。


・その対比でもっとびっくりしたのが、見上げなくてもちょうどお顔が見えたヒナタ役の高橋紗妃さん。とにかくお顔がちいさい!しろい!かわいい!かわいい!!!!誇張表現でなくまじで触ったら壊れてしまいそうやで。ガラス細工やで。お人形さんやで。なんか質感がぷるぷるしてて、小籠包みたいだった……。少女漫画で主人公のほっぺたつかんでひょっとこ顔にする吊り目イケメンキャラの気持ちがわかった。私が少女漫画だったら絶対それやってる。危なかった…。私が少女漫画じゃなくてよかった…。


・話を戻して、そんなわけで木村さんのお顔はよく見えなかったんですが、なんかものすごいきれいな笑顔で走り抜けていってね!?あんな笑い方歯列矯正のポスターでしか見たことないよ!??ネットでたまに見かけるハイステカーテンコールの笑顔、あれと同じだった。100点満点の笑顔ですよ…実在するんだって度肝抜かれましたね…加工とかじゃないのね…天然もの……日本産の天然笑顔……


・客席に降りる前、大蛇丸様に「いやいやいやどうぞどうぞ」みたいな感じで道を譲ってたのが微笑ましかったです。大蛇丸様も遠慮されて2人して譲り合ってたの最高に麗しかった。2人揃って見た目の迫力とジャパニーズジョークみたいな動作と内面の奥ゆかしさみたいなの兼ね備えてて遠くから見てて「Oh……クールジャパン…」ってなった。


・カーテンコールの時、横に並んでるシノ役の植田慎一郎さんに二、三回こそこそ耳打ちしてたんですけど、植田さんは軽く頷くか詰襟で口元を覆うくらいしかリアクションしてなかったので役柄のイメージ守ってる感じがして良かったです。ただそこだけ見たらインテリ商人(植田さん)と「報酬分しか仕事はしません」主義のテキトーな通訳(木村さん)みたいだったんでそれも結構良かったですね。良かったです。


・いつだったか忘れたけど、スクワットみたいな足にきそうな踊りを踊ってました。元気で楽しそう。


・カーテンコールで並んでいる時や歌の客席降りは下手寄り、本編の客席降りは上手寄りです。


・千秋楽木村達成さん挨拶ふわっとニュアンス
薬師カブト役の木村達成です(白役今村美歩さんの次だったので「え、次、朝陽さんじゃないの?大丈夫?」という会場の空気にキョロキョロしながら)。まだ終わったという実感がなくて、また明日もここに来てしまうんじゃないかって……まあそんなことないんですけどね。それくらい生活の一部でした。ありがとうございました」


・ライビュ特別映像はイメージソング『光追いかけて』に合わせて本読みやリハ、公演映像のダイジェスト。カツラなし(黒髪)+ヘアバンドにカブトメガネな木村さんの映像あり。なんか大正ロマンのようで新しい感情が生まれましたよね…




本編メモ

・ガトーの手下で出てきた時の木村さんは、シノ風の丸いサングラスかけてヒャッハーしてたんでたぶん前述のテキトーな通訳さんの裏の顔。インテリ商人の懐刀 。すぐやられてたけど。


・あとは観劇後にこれだけは忘れないようにしなきゃ!という使命感にかられて書いたメモをそのままコピペしておきます。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スタイルいい長身イケメン顔小さい
側転?からのバク転する
クナイくるくる
窓辺に腰掛ける
トランポリン高い
ポニーテールふぁさー
足技が映えるよね
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


もうちょっと趣のある表現できないものかよ。最後の「映えるよね」って誰に言ってるの。
一応補足します。
1つめ、素直な感想かよ。そのへんの男子高生観察してんじゃねえんだぞ。でもほんと、これに尽きるんですよ…。体躯が最高。ていうかよく見たらこれ五七五のリズムになってるから積極的に声に出していきたい日本語。
2つめ、バク転はもうほんと、あの長身なのですごくダイナミックでテンション上がります。「フー!」ってなります。そういえば公式サイトに記載されてる木村さんの特技「バク転・バク宙・英会話」もだいぶ声に出して言いたい日本語。
3つめ、クナイくるくるするって普通の人がやってもかっこいいのにイケメンがクナイくるくるするってずるくないですか。
4つめ、そうそう、これ…!!!窓辺に腰掛けるのめっちゃ似合うんですよ。我愛羅も窓辺に腰掛けるシーンがあって、こちらはシルエットだけでいうと若干トムソーヤ的な少年感があるんですね。ここだけ切り取るとジュブナイルですごくいいんです。対照的にカブトはなんていうか「深窓の令嬢」ですね。それか、青春の終わり。取り返しのつかない感じがあってひとりデカダンス。あと片手でりんご上に投げては受け止めてそう。
5つめ、トランポリン高かったです。すごいですよねぇ。トランポリン自体高所にあるから、そこからさらにあの高さってはじめはこわいだろうなあ。
6つめ、ポニーテールの髪を触ってふぁさーっとポジション直しててカブトの髪型の意味わかってるね!ってなりました。あ、そういえば初演は何回かメガネ上げる仕草やってた気がするけど、今回そんなにやってなかったかな?気のせいかもしれないけど。メガネかけてるキャラをやる時にメガネを頼らないのはオツですね。(ライビュ見たら普通にメガネ上げてましたね。すみません)
7つめ、足長いしきちんと伸ばしてるから蹴りとかすごい綺麗…。木村さんのがっつり殺陣とか見てみたいなぁ。


・オープニングのとこなんですけど!登場人物がだんだん並んでって、満を持して舞台ど真ん中のちょっと高いところに我愛羅が降り立つじゃないですか。ドラマのクレジットでいうところの「トメ」的な立ち位置で、「我愛羅さんかっけー!」ってなったその矢先に後ろの幕が開いて我愛羅よりさらに高いところに大蛇丸様が降臨してるのめちゃくちゃかっこよくないですか!!そんで全然服従してない感じ漂わせまくりの食えないカブトさんが跪いてるその顔がメガネあげる手で見えなくなるのめっちゃライブスペクタクル。ぴあポイント2万点くらいあげたい。


・今日はバク転どころかひねり側宙?みたいなのやってて、木村さんほんとそのアクロバット能力活かせる役にいつか出会ってほしい…!「ジャニーズでもバク転できない人いっぱいいるんですよ」っておもいました。




木村達成さん以外のメモ

・ナルト役の松岡広大さん。テニミュの金ちゃんもそうなんですけど私「ネアカ」の役って相当難しいんじゃないかと思ってるんですよ。元気でぴょんぴょんしてまっすぐで純粋で明るい太陽みたいな役。生身の人間には体にも心にも重力みたいなものが働くからどうしても無理が出る。だからそれをこなせる松岡さんはすごいなあと。体はまだしも、心の重力を断ち切るのって相当大変ですよね。それを稽古期間も含めて、毎日、毎日。そして酷なことに、そこまでやっても明るさ一辺倒だけで人に感動を与えことはできない。松岡さんのナルトは絶妙なバランスが探られていて、私も些細なことでへこんでられないなって元気をもらえるような、ド直球で観ている側の重力も断ち切ってくれるような力があったと思います。


・生で見て一番印象が変わったのがサスケ役の佐藤流司さん。の声量。あんなに声量あると思わなかった!映像だとわからなかった。もしかしたら初演の時より大きくなったのかもしれないけど。あんなに動けて声も安定してて背丈もちょうど良くて、まじで怖いもの無しですね。
ライブビューイングで見たらわかったんですけど、生の佐藤流司さんの声は声量というより観客の身体への響き方が違うっぽい。彼は絶対に生で見たい役者さんだなぁ。


・いの役の藤木かおるさんが目の前に来た時に思ったんですけど、こんなに綺麗な人が腕や顔を汚して人前でめいいっぱい演技をするって、なんか凄くないですか?私は子供の頃、演劇ってどっちかっていうとちょっと恥ずかしい感じのことのように思ってたんですよ。今はわからないけど、物心ついたあとの学芸会とか文化祭で大真面目に演技するのはイタいって言われちゃうような空気があったので。高校くらいになるとそうでもないんですけど。美男美女が外見を損ねることも厭わず全力で演じてるの、小学生とか中学生とかで見てたらなんかちょっとだけ世界観変わった気がするなぁ。めっちゃかっこいいじゃんね。
理由は他にもあるんですけど、この舞台はもっとたくさんの子供にも見てもらえたらいいんじゃないかなあどうかなあって思いました。私が子供だったらあの手が光るやつだけで胸高鳴ってる。グッズで売ってたら絶対買っちゃう…!たぶん高速のサービスエリアで売ってても買う。親子デーとかつくって応援上演やって、ナルトが戦うところで子供が「ナルトがんばれー!」って言ってるの見て私の涙腺が崩壊するところまで想像しました。


・再不斬と白のシーンは思わず泣いてしまった…。WOWOWで観た時はそうでもなかったのに、やっぱり生は違う。役者さんの感情が観客から観客へと伝播していってる感があって、この熱伝導的な効果は映像を一人で観てたら得られないよねと思いました。


ロック・リーの佐藤祐吾さん、見た目も声も動きもキャラクター感すごかった。ワンピースのエースの二次元彩色フィギュアみたいだった。
・アンサンブル紅一点の知念紗耶さん、小さくてぴょんぴょんくるくるして重力と遊んでるみたいだった…!
・ドラマ『弱虫ペダル』鳴子役の深澤大河さんから木村達成さん宛にお花が届いていて、鳴子イメージなのか赤基調のアレンジになってて「ありがとうございます!」って感じでした。
・ハイステやテニミュに比べて年齢や性別、経歴など様々な属性を持つ方々が一堂に会する現場なんだなーと。そういう経験も…いいよね…
・一人一人あげると何万字とかになっちゃうのでやめますがみなさんとてもよかったです。


その他雑念

・私はNARUTOを読んだことがないのでこの舞台を観てあれこれいう資格を有してないのですが…。ロック・リーについてもうちょっと説明があってもよかったような気も。最後にリーがナルトを助けに来た時、ナルトが彼になんて言ったのかわからなかったんですね。
手島優!」って聞こえて。だいぶ急な手島優だったんでたぶん手島優じゃねえよな、なんだろな、てじまゆう…なんかあだ名的なものかな、見た目かな、そういえば最近見ないな手島優、って手島さんの近況に少し思いを馳せつつ、あっ!げじまゆかな?って思って。今ググったら合ってたっぽい。あだ名で呼ぶってことは面識があるってことだと思うんですけど、舞台の中でそれ以前に2人が会うシーンはなかったですよね?それか説明台詞があったのかな。聞き落としたかも。
本当に申し訳ありません………。ほんと何書いてんだ私。恥ずかしい…。ナルトとロックリー、寝起きのシーンで思いっきり絡んでましたね。しかもその時点で何度も「げじまゆ」って言ってたし。私は何を見てたんでしょう…。大変申し訳ありませんでした。


・同じようなことをWOWOWの初演映像見たときも思って、それがサクラちゃんが最後に告げる「医療忍者になる」という夢なんですけど。「医療忍者」って、多分舞台中には出てこない単語なので唐突な印象を受けたんですよね。そんで今回見てたらそういやカブトってなんか大蛇丸様の治療してたじゃないですか!?カブトってもしや医療忍者なんですね!?ってそのシーンの時ハッとしまして。そこでなにか医療忍者って単語を一度くらい出せなかったかな、と思いましたけど大したことじゃないんで別にいいです。


・パンフの大蛇丸様とカブトの写真、めっちゃ妖艶で「Oh……今ふたたびのクールジャパン…」てなる。
あと木村さんのインタビュー、とても興味深い。2.5次元舞台って「観ている人の大多数が登場キャラの未来を知っている」という点が特異で、観客は舞台に表現されていないものまで重ねて見ているし演出側もそれを考慮して足し算引き算をしてると思ってたんですけど。確かに木村さんの言う通り、舞台に立つキャラは自分の未来を知っていてはいけないんですよね。キャラだけは、というべきかも。観客はその先の顛末を知っていてもキャラだけは知らないんだ。この構造、切ないなぁ。


・舞台は色のついた照明を使えるから、映像作品よりもキャラの雰囲気やオーラの可視化ができるんだと今更気付いた。でも役者が舞台に立った時、何より観客が息をのむ瞬間は、キャラのシルエットから立ち昇る妖気が「見えた気がした」時だなって。悠未ひろさん演じる大蛇丸に思わされました。


・ライビュで映った悠未ひろさんと木村達成さんの笑顔のツーショットとても素敵でした…。麗しい……。


・今回、初めて生で木村達成さんの演技を拝見したのですが、やっぱり声が綺麗だし身体能力高いし、舞台映えする方だなぁと。これから舞台でも映像でもなんでもいいから色々見れたら嬉しいなぁ。
あとナルト見てて思ったのは、言うのはタダなんで言いますけど『キングダム』が舞台化されたら木村さんに信役を演じて欲しいなってことですね。ああいうキャラを演じる木村達成さんが見てみたい。真っ直ぐで強くて信念があってどっちかっていうとネアカ寄りのキャラ。言うのはタダなんで。こういうの言いたくてブログ作りました。おわり。