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王様の耳はロバの耳

言いたいけど言えないからここにうずめる

V6のソロならコレでしょ

昨年の20周年記念コンサートから早くも半年。最近のV6は以前にも増して「外へ」、新しいフィールドへと意欲的に挑戦しているように感じます。
そんなわけで、彼らがいつどこで発見されてもいいように、V6メンバーに興味を持った方へおすすめしたい、V6メンバーのソロならコレでしょ、というパフォーマンスをメモしておきます。異論は認める、っていうか色んな人のおすすめを聞いて回りたい。

はじめに

2016年5月現在で映像化されているV6のコンサートの中から、メンバー毎におすすめしたいソロパフォーマンスを独断と偏見で選びました。岡田くん担のため、知識の偏りはご容赦ください。
カミコン・トニコンはまた別の思い入れがありすぎて話すと長くなるので、今回は除外しています。

候補一覧はこちら(敬称略)。

タイトルを並べただけですでにメンバーの個性が出ていて興味深い。特にカミセンがヤバイ
ズバッと端的な森田さん、対照的に言葉を尽くす三宅さん、なぜか日本語をカタカナにしたがる岡田さん。あとなんか長野さんは全体的にスケールがでかいというか、戦いに強そう。神か。


坂本昌行/Shelter(2005)

やっぱもうコレしかない。しょっぱなから王道すぎて迷ったけど、V6のソロを語る上でここを避けて通るわけにはいかない。坂本昌行といえばShelter、Shelterといえば坂本昌行一時期やりすぎて封印してた代物です。思ったより映像化されてなくて残念ですが、トニコンDVDにも収録されています(VERY HAPPY!!! disc2と2008、2009)。
この曲のポイントは「バックにつくメンバーがスゲー張り切る」という点。メンバーですらテンション上がるんだからファンがアガらないわけがない。本当にかっこいい。ロックな曲調、インパクトのある振付、坂本さんの歌唱力のすべてが合わさって生まれた奇跡のコンテンツです。「なぜか何度も見たくなる曲」というのはどのグループにもあると思うのですが、これはその類で、節回しや振付が小気味よくハマって「思わずマネしたくなる」パターンのやつです。「ユ゛ンァマーイシェルター」って言わなきゃ1日終われねーぜみたいな気分の時ある。現にイノッチの裏Shelterというモノマネがあるのですが、こういうの見てるとたとえば郷ひろみさんなどのパフォーマンスに近いのかもしれないと思います。郷さんのヒット曲って、歌のキャッチーさはもちろんのこと、そのパフォーマンスを「型」として誰もが知っているから、何度やってもめっちゃ盛り上がりますよね。アレです。V6ファンにとってShelterは「二億四千万の瞳」です。マサの「ユ゛ンァマーイシェルター」はヒロミゴーの「ジャパーン」。
実は2005年バージョンは他と振付が異なるので、ぜひオリジナル版も見てみてください。


長野博/My Life(2007)

長野さんのソロはものすごくざっくり分けるとしっとり歌い上げるヒロシとかっこよく踊るヒロシがあって、こちらは後者です。もう最初っから坂本さんと二人で踊るから!!最古のシンメ最高だから!!!手、パチンパチンってやるから!!まさに生ける伝説。そんでそのあと剛健バックにつけちゃうヒロシつよい。最後はV5全員が出てくるんですけど、メンバーがメンバーのバックで踊るってなんでこんなに萌えるんですかね。ある程度名の知れた彼らが一気にアノニマスになる感じがたまらないんですよね。水戸黄門の逆バージョン。
とにかく長野博端正なアイドルである。ってところをぜひ見て欲しいです。長野さんって、明太子芸人のくくりでアメトーク出てるけど実は歌って踊るんですよ…!曲調も「エモい(90年代)」って感じですごく良い…。長野さんの歌声ってとても優しくて、意外とあまりいない声だなぁと思います。輪郭がなくて通らないんだけど、それが長所になってる。しっとり歌い上げるヒロシの時はさらにその温かみを感じられるのでそちらもおすすめ。
今回の6つの中では一番、ザ・ジャニーズって感じのパフォーマンスです。


井ノ原快彦/遠いところまで(2011)

井ノ原さんと仲の良い森山直太朗さん(作曲)・御徒町凧さん(作詞)によるフォーク調の曲です。ギターとハーモニカやってるんですけどもう「イノッチってほんとなんでも出来るんだな」って気になってくる。面白いしスタイルいいしなぁ。井ノ原さんはフォークソングに造詣が深いそうで、1998年の初ソロ曲(お前がいる)からすでにフォークでした。今回どっちにするか迷ったのですが、やっぱり最新の方で。「お前がいる」は22歳であの仕上がりかよ!って思いますね…。二つを並べて聴くと、「遠いところまで」の歌詞がより響くんです。
井ノ原さんは絶妙Musicとも迷った。あのあさイチのイノッチがガシガシ踊るんだぜ?イノッチってほんとなんでも出来るんですね?9係も出てるしさー。「井ノ原さんはトニセン(年上組)だけど、実は年齢的には上2人よりも下3人の方が近い」というのは彼を見るたびに噛みしめていきたい事実。


森田剛/官尾(2011)

裸電球が揺れるのってこんなにエロいのかよ。
ふっと指を立てるだけ。裸電球が消えるだけ。帽子をクイっとやるだけ。それだけなのになんでこんなに。
森田剛が舞台の上で動けばすべて正解になるという好例。そしてまた彼は、息をするように踊るんだよなぁ。
森田さんについて多くを語るのは無粋な気がするのですが、かわいい森田さんも知ってもらいたいので、「Candy」というソロ曲はCHARAさんが作っているということを申し添えておきます。


三宅健/“悲しいほどにア・イ・ド・ル” 〜ガラスの靴〜(2011)

世の中にはアイドルである自分を完璧に演じてくれるアイドルがいますが、三宅さんはその中でも「僕、アイドルを演じてるんだからねっ!」までを演じている「メタアイドル」です。もう何重構造だかわからない。
彼はファンの欲望のバランスみたいなのもきちんと把握しているので、ソロでは普段あまり見られないかっこいい三宅健を見せてくれることが多いです。あと、メッセージ性も強い。
ソロを見ると改めて気づかされるんですが、三宅さんはアイドルに必要な能力の平均点がものすごく高いんですよ。顔は可愛いしダンスは上手いし、脱ぐとすごいし周囲のニーズを把握する力もそれに応えるだけの瞬発力、発想力もある。何よりパフォーマンスへの向き合い方が真摯です。なのに、このことを彼はあの声とV6という暖簾の中に隠してたまにチラ見せしてはすべてを煙に巻くんですよ。不思議な人だなと思うけれど、パフォーマンスにちょうどいいキャパシティや希少性を守っているのかなあという気もする。
何を言ってるのか自分でもよくわかりませんが、このパフォーマンスを見ればもしかしたらおわかりいただけるかもしれません。


岡田准一/ユメニアイニ(2005)

ほんまもんのイケメンによるギター弾き語り。2005年のコンサートだとちょうど最初に紹介したShelterの次に披露されるので、盛り上がって熱くなった会場に吹き込んだひとすじのそよ風みたいでまじ清涼剤。ほんわかとした柔らかい歌声に合わせてバックのスクリーンに子猫の映像とか映し出されちゃうので、現代社会に疲れたすべてのひとにおすすめしたいヒーリング動画です。
岡田さんはちょいちょいピアノやギターの弾き語りをやっていたのですが、それを除くと比較的ストレートな演出が多くて、この人、本当に普通の人なんだなあと思います。(決してアイディアに乏しいわけではないということは、全編演出を担当している2008VIBESコンでわかる)
役を与えられて輝く人。役を生きる人。
甘いマスクで歌って踊れてでも自分に自信がなくて、そんな普通のアイドルだった彼に「役者」っていうとんでもないスペックが眠ってたの本当に業が深い。
そんな彼だからこそできるもうひとつの楽しみ方は、「堂上教官がカラオケ行ったらこんな声で歌うのかよ」とかそんなやつ。ちなみにこの時25歳、ぶっさん後、井上前です。


テレビでは見られないメンバーの姿

以上、個人的おすすめソロ6つでした。
普通のアイドルグループメンバーのソロパフォーマンスは、よっぽどのことがない限りテレビでは見られません。グループの色から離れた時、彼らひとりひとりがどんな色に自分を染めているのか、そしてファンはその何を受け止めているのか、興味を持っていただけたら嬉しいです。
他グループのソロならコレ!っていうのも知りたい。